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山怪 なんとも恐ろしい表紙。

「山怪」 読んだ本の話

こんにちわ。

世にも恐ろしい表紙の本を発見致しました。正確には発見した本の表紙が恐ろしかった、という順番になるのですが。

ことのきっかけはこちらの記事で知った千松さんが何かの媒体で紹介されていたという記憶。単純に「面白そうだな」という印象。例によって図書館に蔵書がないか調べてみると幸運なことにあったので早速予約。で、表紙を見てみると

山怪 なんとも恐ろしい表紙。
山怪 なんとも恐ろしい表紙…。

この表紙が醸し出す不気味な雰囲気…ミステリーものとも少し違うような…。

今はもうある意味絶滅危惧種となってしまった感のある「不思議な話」が紹介されている。現在でいうと「都市伝説」と言うとわかりやすいだろうか。神かくしや狐火(この話が多かった)、天狗やタヌキにばかされた、という昔ながらの、どうも科学では説明がつかない、「怪異」のしわざとしか思えない怪異譚が怖いながらもとても興味深く面白い。

 

ホラーが好きなわけではないのだけれど、目には見えないなにかの仕業としか説明の仕様の無いような話が好きである。そこには目には見えないけれど、確かに居る、感じる。彼らは姿を見せない代わりにドアをノックし、窓を叩き、天井裏から気配を漂わせ、時に肩に手を置いたりする。よく考えてみると結構な自己アピールだとも思う。

民俗学の話だと、柳田国男氏の「遠野物語」が代表的なものだと思われるが、私にはどうも文体が難しく感じられて未だ読破できておりません。いつかは…!

誰しも不思議な体験の一つや二つは持っていると思う。誰もいないはずなのに物音がしたり、人の話し声が聞こえたような気がしたり、だとか、火の玉のようなものを見たり、だとか。そういった話はなかなか相手にされません。「そんなことがあるはずがない」「風の音と聞き間違えたんだろう」「そうやって鳴く動物や鳥がいるんだよ」などなど。そうやって片を付けることも可能ですが、そういうのもなんだか「おかしみ」みたいなものが無いどこか残念だ、と思う。

例えば子供の躾のためにある秋田の「なまはげ」だったりとか、地方によっては今尚民間伝承の行事などが生きていると思うが、全体的にはだんだんと減少し、現在ではほとんど聞く機会がとんと無い。岐阜県の地域的な民間伝承は(といえるかどうかわからないけれど)口裂け女だと思うけれど、これも若い世代の方はほとんど知らないでしょう。残念。

不思議な話に興味がある方は是非とも読んでみてはかがでしょうか?こういった本(失礼)にしては異例の売り上げ(9万部)らしいので静かなブームになっているのかも?