薪ストーブの機能性・安全性とデザインについて考える山の家Gです。
先日お客様からご質問をいただきました。
『scan CI-4GLCBには薪落下防止ガードがありますが、moso3112CBにはありませんが、安全上問題ないのでしょうか?』
とのご質問でした。
morso3112CBです。
燃焼室の底から5cm程前が高くなっています。
これがガードの役目をしているんですネ。
これに対して、scan CIシリーズは・・・
薪落下防止ガードを外してみました。(写真はCI-10番です。)
このように燃焼室がフラットな構造になっています。
薪落下防止ガードをつけざるを得ないのです。
どちらも、灰の管理を適切にすれば安全性に問題は全くありません。
scanには、一つだけ注意点があります。
ドアの前のアッシュリップがscanCI-8、10にはありませんので、薪ガードを越えると、灰は床に直接落ちます。
灰のため込みすぎにはくれぐれも注意が必要ですョ。
↑scan CI-8GLCBです。
薪落下防止ガード付近の灰はきれいに除いて下さい。
↓morso7110CBは、広いアッシュリップがありますが、薪落下防止ガードはありません。
morso3100・3400・7100・7600・8100シリーズは大きな窓から火をきれいに見せるため、あえて薪落下防止ガードをつけていません。
ヨツールもそうですが、最近のモダンデザインのモデルは、薪落下防止ガードやアッシュリップを採用しない傾向にあるようです。
機能性で選ぶかデザイン性で選ぶのかは少し迷う所ですネ。
デザイン性に富みしかも機能性・安全性重視のモデルをお勧めする山の家Gでした。