普及には法規制が必要、とあるけれど、それによって設置の際のコストが増えるような…検査も必要になってくるだろうしそれに対するお金も必要になってきたりするかもしれない。
個人的薪ストーブの普及に必要なのは「薪の確保」「煙害対策」「コスト削減」だと考えている。
薪ストーブの命は薪。それも乾燥した薪がやはり大事。が、現状薪を購入して用意するには、正直とてもお金がかかる。出来るだけ
ツテを頼って薪を安価もしくは無料で確保することが肝だと思う。間伐材や廃材を薪として安定供給できれば、とも思うがそこには
どうしてもコストがかかる。現在は適正価格を探っている状態なのかもしれない。
普及ということを考えると、現在住宅密集地での使用は近隣への配慮から断念されるという例も散見される。100%煙が出ない、というわ
けではないのでなかなか難しい問ですが……逆に言うと「薪ストーブを使うには田舎でなければならない」と言えるかもしれない。
これは本当答えが出ないですね…難しいです。
「コスト」に関しては薪のことと重複する箇所もあるけれど、現在は海外からの輸入物がメインで、作りも機能も最高峰だと思う。
いわば薪ストーブは「完成」された製品なのだと思う。パソコンのCPUやメモリの様に小型化、高性能化すれば進化する、というモノでは無いから。
本体、煙突、施工費等設置の際にかかるコストが現在の1/10とは言わないが、1/2程度になれば爆発的に普及するかもしれない。然し現実的に考えてそれは難しいのだけれど……
正直色々大変なのですが、「高いからイイ」のは当たり前なので「安いけれどイイ」という製品ができると最高ですね。
で、一気に結論に飛びますが個人的に法規制が入ると絶対に「税金」で今より更にコストが上がる気がして仕方がないのです。「薪ストーブ税」「燃焼税」「薪燃料税」等…
「少量とはいえ薪燃焼時に排出される有害物質に対しそれの除去、対策として」とかいう名目で…ガソリンにも定率減税があり、消費税も上がる傾向にある税金天国の日本では必ずしもないとは言えないと思います…
又、仮に法規制がされ、どんなに最高急な製品、部材を使用しても「未乾燥の薪」を使用したりすれば煙道火災等の危険性は高まります。
自動車と同じですかね?便利なものだけれど使い方を誤れば危険なもの。だから道路交通法もありますし…そう考えるとやはり必要でしょうか?
うーん…意見がブレブレですが安全を最優先に考えると必要な気もしますし、自己責任、行ってしまうのも何か違うような気がします…。
少し蛇足になりますが、ドイツでは煙突掃除が法規制で強制・独占状態にあったのですが、でそれがEUから問題視されていました。ですが2013年に遂に法が改正され自由に交渉ができるようになったようです。競争状態に入りそれまで法に保護されていた煙突掃除人がどうなるか興味深いです。