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雑食読書⑳ 「お友達からおねがいします」

三浦 しをん
大和書房

ついに通算20回目に到達した雑食読書シリーズ。いつから始めたのかは定かではありませんがこうして20回目の大台に乗ったというのはなかなか感慨深いものがあります。何事も三日坊主の自分ですが、読書とギターだけは十代のころから続いています。帰宅して食事をすると「さぁ自分の時間だ」ということでまず最初に何をするかを考える前に机の上に積んである本から一冊手に取り座布団を枕にして読み始めるというのが日常です。TVを付ける時もありますがついつい見すぎてしまうので最近はアンテナの線を抜いてしまおうかと思案中。

 小説やビジネス書等を数冊読むと読むのに疲れてしまうので「何か軽いものを」というわけでエッセイに手が伸びます。食事たとえると誰かと食事をする際に「むむ、間食を取りすぎたから結構おなかいっぱいだなぁ。うーん、でも少し小腹は空いたかな?」という時に選ぶような種類の本が自分にとって「エッセイ」というものです。
 さて映画「WOOD JOB」の原作者である「三浦しをん」さんの本なのですが、この方の本は何度も映画化されていることもあり「安定感」のある作家さんだと思います。当たり外れが少ないと言いますか。上から目線のようですが決してそんなことはありません。ただの率直な感想です。
 エッセイというのはどういう定義なのかよくわかりませんが「作者の身の回りで起きたことや普段考えていることをおもしろおかしくかいたもの」と、書きながら勝手に定義づけてみました。日記ほどパーソナルでなく、小説ほど着飾ってない。題材が身近なものだったりするので結構親近感が湧きます。もちろんそう感じないこともありますが、思わず「クスリ」と笑わされてしまう事も多々あり、「この人おもしれーなー」と好きになってしまいます。そうして同じ作者の別の作品を次々と読んでいくことになりいわゆる「ファン」に。ところどころ「どうでもいいよそんなこと!」と思わずツッコミを入れたくなりますが。
 こうしたものを読んでいると、「想像力」というもの(もしくは妄想)がいかに大切なものなのかを痛感します。「新幹線の駅弁からよくもまぁこんなことを思いつくな」とか「なるほどそういものかもしれないな」などなど。
 そういったことを考えられるので「本を読む」こと自体が好きなのかも知れません。新聞は読まなくなったなぁそういえば。