今日は嵐の前の静けさの山の家Gです。
石徹白観察会昆虫編です。
キマダラオオナミシャク(シャクガ科)です。
鱗粉がとれて質素な色になっていますが、本来はもっと綺麗な大型のナミシャク蛾です。
オヤマボクチの花にいるのは、コマルハナバチ(ミツバチ科)でしょうか・・。
花に首を突っ込んで一心不乱に蜜を吸っていました。
こちらは、アザミ大好きのヒメクチナガガガンボ(ガガンボ科)。
細く長い口で器用に蜜を吸い取ります。
ザックの上に飛んできたのはシロホシテントウ(テントウムシ科)かな・・・
つぶらな眼が見えますが、同定は難しい種です。
珍しい虫を発見しました。
頭の上の二本の角が特徴的な、ツノゼミ(ツノゼミ科)です。
Gは初見の虫ですが、ウンカやアワフキムシに近い昆虫です。
こちらも少し珍しいヒメツチハンミョウ(ツチハンミョウ科)。
ハンミョウと名前がついていますが、こちらは飛べません。
触角の特徴から♂と判別できました。
阿弥陀ヶ滝のそばのツリフネソウの葉の上に何やらイモムシ発見・・・。
丸まって鳥の糞に擬態していますが、白いトゲが目立ちます。
一見アカタテハの幼虫に似ていると思いましたが、腹足が5対以上ありました。
帰ってから調べましたが、ハバチ科のコシアカハバチ属の一種としか分かりません。
ハバチの仲間は良く解明されていないのです・・。(もしかして新種かも・・)
いやー、本当に石徹白は自然の宝庫ですネ。
新緑の頃に行ってみたい場所が一つ増えた山の家Gでした。
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