梅雨真盛りでジメジメシトシトの海上の森の生き物たちご紹介の山の家Gです。
この時期は天候が不安定で湿度が高く不快な日が続きますが森の生き物はどっこい元気です。
駐車場の裏にはジャノメチョウが多く見られるようになりました。
ネジバナも咲いています。
ヒメジオンの花にはブチヒゲカメムシがいました。
ママコノシリヌグイにはハリカメムシです。
この蛾は三角型で特徴的な模様のナカグロクチバです。
これも駐車場にいました。
オオブタクサには同じ外来種のブタクサハムシです。
今年はエゴノキの実が沢山なりましたが、実に卵を産むエゴヒゲナガゾウムシを見つけました。
別名ウシヅラヒゲナガゾウムシと言い、面白い顔が特徴です。
吉田川沿いにコカモメズルの花が咲いています。
小さくて可憐な花ですが昼過ぎると閉じてしまいます。
少し遅れて咲くコバノカモメズルも数輪咲いていました。
シャクガも道沿いでよく見られます。
シロツバメエダシャクです。大きめで綺麗な蛾ですネ。
こちらはアオシャクの仲間、コシロスジアオシャク。
初見の変わった虫を見つけました。
ヒメカマキリモドキです。カマキリとクサカゲロウを足して2で割ったみたいな感じです。

これは3mm程の小さい虫ですが、ヒロオビジョウカイモドキです。
触覚の形から♂です。

そばには普通種のヨツボシハムシもいました。

最後は羽化したてのクロコノマチョウです。
行きがけに蛹を確認していましたが、帰りに見ると羽化していました。
左下に蛹の抜け殻が見えます。

いや~紹介しきれません・・・。
海上の森は、いつ行っても新しい発見や出会いが有り生き物の宝庫だと再確認の山の家Gでした。