あっと言う間にお正月も過ぎ、早くも15日ですが相変わらずの山の家Gです。
新春の海上の森のご紹介です。
今年は暖冬で植物や野鳥は少し例年と違っています。
冬鳥は極端に少なくルリビタキやシロハラもあまり見られず寂しい冬です。
そんな中、植物たちは例年より早く咲きだしました。
アセビやアオキやヤマウグイスカグラは年末から咲いています。
田んぼでは、オオイヌノフグリも咲いています。名前の割にかわいい花です。
ショウジョウバ花芽も膨らんで来ました。
スズカカンアオイの花はいつ見ても奇妙ですが、よくみるとなかなか綺麗です。
海上大正池の傍のクロモジの花芽も大きくなってきました。
スギやヒノキの樹皮を剥がしてみると、成虫で越冬中の虫たちに会えます。
エサキモンキツノカメムシは3頭仲良く越冬中でした。
こちらはオオトビモンサシガメ、カメムシの仲間です。
スギの皮下にはヤニサシガメの幼虫がいます。寒さのせいかゆったりした動きです。
ちょっと珍しいミヤマヒラタハムシを見つけました。
エメラルド色で美しい虫ですネ。
カシワクチブトゾウムシです。手足をたたんでお休み中。
最後はシュンランの蕾です。可憐な花が咲くのはもう少し先でしょうか。
イヤーまだまだ紹介しきれません。
本当に春が待ち遠しいですが、冬の寒さも無いと春の喜びも薄くなりそう・・・。
海上の森に小さな春を見つけた山の家Gでした。