立秋も過ぎましたが、まだまだ残暑厳しい海上の森の生き物ご紹介の山の家Gです。
秋に向け色々な花が咲きだしました。
今一番盛りなのはセンニンソウです。ツル性ですので木の上まで巻き付き真っ白に見え壮観です。
よく似たボタンヅルは数は少ないですがこれも満開でした。葉がボタンのように鋸歯があります。
ゲンノショウコも早くもチラホラ咲きだしました。
海上の森では白花と赤花の2通り見られます。
クサギは盛りを過ぎましたが香りが強く虫たちの格好の餌場です。
小さな白花を沢山つけるオトコエシは物見山へ行く途中で咲いています。
ガンクビソウは黄色い地味な花です。
アワブキの葉に珍しい蝶の幼虫を見つけました。
スミナガシの2齢幼虫でしょうか、わずか10㎜程です。
こちらはアオバセセリの幼虫です。派手な縞模様が特徴です。
葉を綴って袋状にした巣をつくります。
クズの花も満開近いですが、カメムシ類が多く見られます。
これはメンガタカスミカメ。よく見ると綺麗な虫です。
最後はシラヤマギクです。この花を見ると本当に秋を感じますネ。
イヤーとても紹介しきれません。
少しでも涼しい林の中での観察が続く山の家Gでした。