約半年ぶりくらいの読書についての記事になります。
世の中便利になったもので、インターネットで本の予約が出来るようになりました。
活字中毒で常に何かしら本を読んでいないと落ち着かない私にとっては最高の環境です。
足しげく図書館に通っては面白そうな本はないか、棚を観察しております。
最近借りた本は約2年前に読んだ本と同じ作者さんの新刊があったので借りてみました。
その本の話は別の機会に。
今回は棚を物色している際にみつけた
「にほんのきれいのあたりまえ」という本です。

冒頭数ページ、日本の文化ともいえる写真がずらっと並びます。
「あぁ、こういうのっていいな、素敵だな」と思うと同時に日本人であることに誇りすら覚えます。
断捨離やミニマリスト、といった言葉が一時期流行しました。
必要なモノ、不必要なモノ、というのは確かにあると思います。
高度経済期から消費することが美徳とさえ感じさせる時代もあったかもしれません。
大量生産、大量消費といった事柄が日本の経済を支えた側面も確かにあると思います。
「モノづくり大国」としての今日の日本の…話が違う方向に行ってしまいました・・・^^;
必要なモノ、そうでないモノを仕分けるのが方付け、整理整頓のコツとよく言います。
しかし竹で割ったように「コレはいらない。コレはいる。」と判断することはなかなかできません。
どうしても迷うモノが出てきます。
判断基準として「とりあえず1年とっておく」と時間の経過によって濾過してみたり、「ときめくかどうか」とその時点での自分の感情に任せてみたり。
モノを大切に使うと日本では「付喪神」がついて神様になる、ともいいます。
「モノを大切に長く使うこと」ということがあったから、そういった神様も生まれてきたのかもしれません。
トイレにも烏枢沙摩明王様がいらっしゃるそうです。(実家のトイレにずっと貼ってありました^^)
大切に長く使うということは、手入れ、メンテナンスをしっかり行い、必要ならば修理をするという姿勢が「あたりまえ」だったのかもしれないなぁと。
そんなことを読んで感じたりしました。