初夏の海上の森のトンボたち一気にご紹介の山の家Gです。
今年は梅雨入りしてから雨が降らず心配していましたが、今日の雨で一段落です。
水辺で暮らすことの多いトンボたちも雨大歓迎組でしょうか・・・。
ヒツジグサの葉上にはヨツボシトンボが羽を休めていました。翅の中ほどにある黒い紋が4つあるのが特徴です。
カワトンボの仲間も少なくなってきましたが、ニホンカワトンボの♂は腹と尾が白くなり目立ちます。
これはハラビロトンボ♀です。腹の太いのが特徴で黄と黒のコントラストが綺麗です。
林道沿いではコオニヤンマがパトロールしています。後肢が長いのが特徴です。
ヤンマと名付けられていますがサナエトンボの仲間です。
ヤマサナエもこの時期、林縁で多く見られます。
サナエトンボでも小さい仲間のオグマサナエです。よく似たタべサナエは模様が少し違います。
こちらはダビドサナエ。胸の模様が違います。
これはサラサヤンマです。更紗模様の綺麗なトンボですが、ホバリングをしているところを捕まえてみました。
オオシオカラトンボの♀です。
こちらはシオカラトンボの♀。別名ムギワラトンボです。
違いが解りますか?
一番の決め手は複眼の色です。黒いのがオオシオカラトンボ、青緑色っぽいのがシオカラトンボです。
これはシオヤトンボ♂です。シオカラトンボのオスに似ています?
海上大正池で捕まえたコヤマトンボ♂です。ヤマトンボ科の仲間はメタリックなボディが特徴です。
イトトンボの仲間も増えてきました。
モノサシトンボ♂は綺麗なトンボで、よく止まるため観察しやすいですネ。
キイトトンボのペアが産卵中です。比較的獰猛な性格のトンボですが、そんなことを忘れて見入ってしまいました。
最後は日本一(世界一かも)小さいトンボ、ハッチョウトンボ♂です。
全長が20㎜、1円玉くらいの大きさですので撮影が大変です・・・。
イヤーとても紹介しきれません。
まだまだこの時期はトンボが多く出現しますが、なんせ飛んでいる姿はなかなか写せません・・・。
コシアキトンボやクロスジギンヤンマ・チョウトンボも姿を現し、ますます賑やかな海上の森はトンボ天国ヤー。山の家Gでした。