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薪ストーブと地震対策

防災の日に薪ストーブと地震について考える山の家Gです。
2004年の新潟中越地震での薪ストーブでの火災事例です。
2004/10/23 18:03
小千谷市 薪ストーブに
食器棚が倒れ出火  全焼 死傷者無し
同日 18:00 川口町
物置の倒壊に伴い、
使用していた薪ストーブから出火  全焼 死傷者無し
以上が中越地震の後で、公式発表された薪ストーブが原因の出火ですが、いずれも薪ストーブ本体に周りの家具や建物が倒れての火災でした。
ここで不思議に思うのは、薪ストーブに家具や柱などの木質物が接触してすぐに燃えるものなのかと言うことです。
現在販売されている欧米の鋳鉄製のストーブの表面温度は最高でせいぜい300℃です。この温度ですぐに出火とは考えにくいですよネ。
この報告書には、残念ながら薪ストーブの詳細は明記されていませんので、はっきりした事は断言できませんが、おそらくブリキ製の安価な薪ストーブではなかったかと思います。
たまにお客様から地震の際の安全性についてお問合わせいただきますが、本体をあえて固定したりする事はお勧めしていません。
むしろ、地震の揺れにあわせて多少ずれた方が地震エネルギーを吸収でき転倒防止になると考えています。
本体より煙突の倒壊を防ぐための、煙突の固定方法や接合部をしっかり施工するほうが大事です。
最近のスタイリッシュな薪ストーブのトレンドは縦型に移行してきています。

SCAN58-6CB
地震が殆どない北欧では地震に対する危機意識はないでしょうが、日本で今だに横長の安定性のあるモデルが好まれるのは、地震に対する潜在的な危機意識が有るからかもしれませんネ。
地震に全く弱い山の家Gでした。