海上の森の6月までの虫たちのご紹介・・・山の家Gです。
早いもので6月も今日で終わりです。1年の半分が過ぎたことになります・・・。
忘れないうち?に6月の海上の虫たちをアップしておきます。
海上の森の駐車場のトイレの壁は絶好の観察ポイントです。
今、多いのはマイマイガ(ドクガ科)です。ちょっと前まで毛虫で多くみられましたが一斉に羽化が始まりました。
色が薄めで触角が線状のが♀です。(写真では触角が見えませんネ)
こちらは櫛羽状の触角の♂。少し黒っぽいですね。昼間でもヒラヒラ舞うように飛んでいることから、舞う舞う蛾→マイマイガとなりました。
同じ仲間の、カシワマイマイは足の先端が赤みがかっています。
これは初夏に発生するオビガです。日本ではオビガ科はこの1種のみです。
毛深くいかにも蛾という印象ですね。
シャクガ科のツマキリウスキエダシャク。
翅の形が独特です。
同じシャクガ科のウスキクロテンヒメシャク。4つの黒い点が特徴です。
白のV字模様が綺麗な、ホタルガ(マダラガ科)も羽化しました。
これは小さい蛾ですが、触角の畳み方がユニーク。後で調べてフジフサキバガ(キバガ科)と判明しました。
アカサシガメ(カメムシ目サシガメ科)は、コフキゾウムシを捕食中。
メダカナガカメムシ(カメムシ目メダカナガカメムシ科)は3mm程の小さい虫です。
クズの葉裏で交尾中でした。
セマダラコガネ(コガネムシ科)は触角がオモシロイ・・・。
笹の葉の上にヨツスジハナカミキリ(カミキリムシ科)がいました。黄色と黒の縞々が印象的です。一見蜂に見えます。
最後は、ムカシヤンマ(ムカシヤンマ科)です。
おとなしいトンボでよく止まるため、撮影が楽なトンボ君です。
この他にも名前のわからない虫たちも多くいたり、写真がうまく撮れなかったりで紹介しきれませんが、随時アップしていきたいです。
明日は海上の森で蝶のモニタリング調査の予定の山の家Gでした。