9月に入り残暑も和らぎ少し涼しくなって来ました。そんな初秋の海上の森のご紹介の山の家Gです。
今週の17日土曜日の定例の尾張自然観察会の下見に行ってきました。
雨模様でしたが秋の花々や虫達が多く見られました。
駐車場の大きなヌルデの木には満開の花が咲いていました。
木の花はヌルデで一段落です。
クズの花も盛りを過ぎましたが、ウラギンシジミの幼虫は花を食草としておりこの時期多く観察できま
す。
右の2本のツノに見える方が後ろです。
コノシメトンボ♀は四ツ沢で見つけました。
篠田池への道沿いではヌマダイコンが白い花を咲かせています。
ミヤマウズラも可憐な花を見せています。
物見山への林道のアワブキではアオバセセリの幼虫が確認できました。
エノキの葉にはオオムラサキの幼虫です。
両者とも今年は成虫を見ることが出来ませんでしたが、ちゃんと子孫を残していたのですね・・・。
マルバノホロシは花と実の両方見られました。実は秋が深まると真っ赤に色づきます。
ミズタマソウの実にいたのは、チャイロナガカメムシ。
6㎜程の小さなカメムシですが、よく見ると綺麗な虫です。
イチモンジセセリこの時期多く見られます。白い紋が一列に並んでいます。
ヒメシロノメイガはイボタを食草とします。これも綺麗な蛾ですね。
秋の七草のひとつにハギがあります。ヤマハギをさすそうですが物見山山頂付近ではマルバハギがみられます。
葉が丸いのが特徴みたいです。
最後は大正池にいたマユタテアカネ♂。顔の眉と尾の先の白い上向きの突起が目印です。
海上では最もポピュラーなトンボの一種でしょうか。
イヤーまだまだ紹介しきれません!
アキアカネの出現を待ちわびる日々の山の家Gでした。
↓こちらにポチしていただくと嬉しいです。