尾張自然観察会研修旅行で医王山(イオウゼン)に行って来た山の家Gです。
医王山は富山県南砺市から石川県金沢市にまたがる山系の総称で、昔から薬草の産地として知られてきました。
毎年一回の一泊での研修旅行で観察会仲間、老若男女?9名が参加しました。
朝、犬山駅集合で11時過ぎに医王山ビジターセンターに到着!
医王山は自然豊かで多くの虫達が出迎えてくれました。
カラムシの葉を綴った巣の中にいたのは、ヒメアカタテハの幼虫です。
トゲトゲで怖そうですが、毒はありません。
葉の上で見つけたルリハムシは宝石のように輝いていました。
コアシナガバチは巣の中の幼虫に餌を口移しで与えています。
これは初見のシラホシヒメゾウムシのペアです。
これも初見のアカヒメツノカメムシです。一見ブチヒゲカメムシかと思いました。
毛むくじゃらのイモムシを見つけました。オビガの幼虫ですがこれも無毒です。
ちょっと珍しいゴイシシジミがササの上にいました。黒い紋が碁石のようで白地に映えます。
アブラムシを食する肉食のチョウです。
これも山地にしかいないヒメキマダラヒカゲです。
チョウでは、このほかにアオバセセリやサカハチチョウなどが普通に飛んでいました。
シロトホシテントウは、オレンジ色の地に白い紋が綺麗なテントウムシの一種です。
これも初見でした。
イヤーとても紹介しきれません・・・。
真夏の観察会でしたが、多くの生き物達との出会いに大満足の山の家Gでした。