久々の虫ブログ再開の山の家Gです。
なかなか再開出来ずに早くも4月の下旬となってしまいましたが、海上の森の虫達は例年通り活動が活発になってきました。
蝶は越冬組のテングチョウやルリタテハ、キタテハ、キタキチョウ、ムラサキシジミに加え、今春に羽化した仲間が多くなってきました。
ベニシジミは春型で綺麗な色です。
トラフシジミも翅裏は春の方が明るい色合いです。
他にもツバメシジミやヤマトシジミ、ヒメウラナミジャノメ、クロアゲハ、ツマキチョウ、コチャバネセセリなど賑やかです。
新緑の木々の葉上ではオトシブミやハムシが活動開始です。
キブシの葉にはウスモンオトシブミ。
ノイバラにはヒメクロオトシブミがいました。
ヤツデの葉裏にはヤツデキジラミが隠れています。
ミズキの葉裏にいたのはキイロテントウ。
コバノミツバツツジの葉には、ムネスジノミゾウムシがいました。
後肢が太くノミのようにピョーンと飛んで行きました。
アラカシの新葉に隠れていたのはカシワクチブトゾウムシ。越冬組の一種です。
花々にも色々な虫たちが大集合です。
タンポポにはモモブトカミキリモドキの♂です。♀はモモが細いので区別がつきます。
今が盛りのコバノガマズミの花にはキバネホソコメツキが沢山やってきています。
こちらでは、ナナフシの幼虫がゆっくり移動中です。触角が短いのが特徴です。
綺麗な翅の模様が特徴のカノコマルハキバガもいました。
こちらは地味ですが渋い模様のナワコガシラウンカです。サテライトのトイレの壁にいました。
最後におまけ。ムササビです。
森の中の観察箱にいました。夜行性なのでなかなか観察できないのですがこうして昼間に顔を出すこともあるんです・・・。
イヤー紹介しきれません・・・。
虫たちが活き活き暮らす海上の森は昆虫王国です!
これからますます観察に忙しくなる山の家Gでした。