あっと言う間に春から初夏への海上の森の虫達ご紹介の山の家Gです。
この時期は、爆発的に虫の数が増え嬉しい悲鳴!?です。
まずは小さな虫から。
ヒメマルカツオブシムシです。衣類を食べる害虫として名高いですがこの時期はハルジオンなどの花の上でよく見かけます。体長3㎜程です。
これはクロヒラタヨコバイといいます。体長5㎜程で葉の上にいました。
カメラを向けるとピョーンと飛んで行きました。
コナラの葉上にいたのは、ムシクソハムシ。体長3㎜くらいでイモムシの糞に擬態しています。
動かなければまさしく糞です!
アワフキムシの幼虫は草の茎にアワを出して隠れています。
アワをどけてみました。5㎜程のシロスジアワフキの幼虫君、失礼しました・・・。
成虫越冬した虫たちも姿を現しています。
ツマキヘリカメムシのペアです。大きい方が♀でしょうか。
同じカメムシの仲間のシマサシガメの幼虫です。脚がシマシマなのが特徴です。
蝶も続々と飛び始めましたが、なかなか撮影出来ません・・・。
コチャバネセセリは翅を広げて日光浴中でした。
林の中の少しくらい場所ではコジャノメが良く見られます。
翅裏の少し青みがかったスジが特徴です。
今年はイモムシが少なく心配していましたが、ようやく姿を見せ始めました。
クロモンキリバエダシャクはY字の突起をもつ不思議なイモムシです。
大正池のヤナギに例年見られたコムラサキの幼虫は今年は残念ながらいないようです。
替り?にいたのはセグロシャチホコの幼虫です。黄色と赤と黒のコントラストが見事ですネ。
エノキを食草にするチョウやガは多くいますが、テングチョウはよく見られます。
オオムラサキの幼虫は間もなく蛹になるのでしょうか・・。前蛹のような感じです。
スイカズラによくいるイチモンジチョウの幼虫は、この日はヤマヒョウタンボクで発見!
あとで調べてみると同じスイカズラ科なんですね。
最後は、この時期の定番イモムシ、アケビコノハです。
ミツバアケビの葉上で、この日は5頭も見ました。
目玉のような模様が何度見てもユニークですネ。
イヤーとても紹介しきれません。
トンボや甲虫類はまたご紹介します。
森を歩くと次から次へと虫たちが出現し、歩を進めるのが大変な山の家Gでした。